「The Sound of Materials」Pariwat Anantachina、秋元机二人展 7月12日(土)-21日(祝)開催
- 谷口 純弘
- 6月21日
- 読了時間: 3分
更新日:3 分前

タイ出身の作家、ブックデザイナーである Pariwat Anantachina(パリワット·アナンタチナ) は、記憶、アイデンティティ、都市生活をテーマにアナログとデジタルを重ね合わせた重層的なコラージュ作品を制作しています。断片的でありながら感情を呼び起こす彼の作品は質感や痕跡、リズムによって語りかけてきます。
一方、日本の作家、秋元机(Desk)は素材が本来持つ意味を取り払い、形や色のみで構成する作品を制作しています。意味を超えた視覚的な純粋性が特徴です。
本展「The Sound of Materials」では二人のアーティストはメロディや歌詞ではなく、スクラップ、静けさ、そしてトーンに焦点を当てて作曲をするミュージシャンのように制作しています。
直接的なメッセージを伝えるのではなく、作品から感じ取れるように。目で聴く音楽のように。東京とバンコク、ふたつの都市が出会う視覚的な響きをお楽しみください。
<展示概要>
「The Sound of Materials」Pariwat Anantachina、秋元机二人展
7月12日(土)-21日(祝)
会場: チグニッタ (大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル1F奥)
時間:13:00~19:00 入場無料、予約不要

Pariwat Anantachina (パリワット・アナンタチナ)
コラージュ・アーティスト/ブック・デザイナー/メモリー・ハッカー
Pariwat Anantachinaは、アナログとデジタルの両方で、豊かなレイヤーのコラージュを通して、記憶、アイデンティティ、都市生活を探求するマルチディシプリナリーである。彼のビジュアルは、ヴィンテージ・グラフィック、ファウンド・エフェメラ、そして彼自身の写真をミックスして構築されており、デジタル・コラージュの90%以上は、バンコク周辺で彼自身が撮影した写真を直接使用している。
彼は、無名の家族写真をシュールで詩的なひねりを加えて再構築した「The L_st Album」シリーズで国際的な評価を得た。このプロジェクトは2021年にLensCulture HOME Photography Prizeを受賞し、タイ、日本、ベトナム、フランスでの展覧会につながった。2023年、彼は100 Plus Asiaの新進クリエイターのひとりに選ばれ、東南アジアの視覚文化の未来に影響を与えた。
2025年には、ミラノ・デザイン・ウィークの2大ショーケースである「Slow Hand Design」と「FRONT 100」のキービジュアル制作を依頼され、タイ独自のビジュアル言語を国際的なデザインの舞台に持ち込んだ。コラージュ作品の制作にとどまらず、実験的な印刷物を専門とする独立系出版スタジオ、Arc Pressの共同設立者でもある。





秋元机 (Desk)
アート、コミックなど分野にこだわらずに活動。
その時々の作品スタイルに合わせ画材を変え、好奇心のおもむくままに創作をしている。
どこか遠い場所で、現在か過去かわからない時間軸で制作されたような匂いを漂わすような作品を
追究している。
東京を拠点にソウル、香港、深圳、台北で個展、バンコクや上海のアートフェアに出展するなど
国内外での活動の幅を広げ、ZINEやリトルプレスなどのブックフェアには
東京の他に台北、ソウルなどに出展。



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