「ディファレント・アートギャラリー淀屋橋」八木ジン個展 7.29 (水)からスタート。
- 7月25日
- 読了時間: 6分

大阪西区のクリエイティブエリアで毎年開催される「ディファレント京町堀アートフェア」と連動したアートウォール。気鋭のクリエイターの作品が、話題のランドマークタワー「淀屋橋ステーションワン」最上階を彩ります。
第4回選定アーティストとして.,昨年開催された「ディファレント京町堀アートフェア」参加クリエイター、八木ジン個展開催します。(10月27日火曜日まで開催)
八木ジンは、京都生まれのアーティストであり、写真家。ロンドン・ミドルセックス大学大学院修了。写真を起点に、立体・映像・インスタレーションなど多様なメディアを横断しながら、現代における「見ること」の本質を探る作品を展開するユニークな作家です。この個展のための新作を中心にダイナミックで見る人に様々な印象を与える作品が並びます。
展示作品はすべてオンラインで販売します。
オープニングレセプション:7月29日(水)19 :00-23:00「水ジャズ」開催。

<ギャラリー情報>
different ART GALLERY YODOYABASHI
会場: 淀屋橋ステーションワン 30階 (大阪府大阪市中央区北浜三丁目6番22号)
時間:10:00~23:00 入場無料
企画制作:ディファレント京町堀アートフェア実行委委員会 / 株式会社チグニッタ / 株式会社 ZIZO


ステートメント
今回の作品は、私にとってモノクローム本質を探る転換点となる。
何度も色を重ね、
何度も黒で覆った。
消そうとしたはずの色は、
完全には消えない。
塗り重ねてもなお、
その痕跡は静かに息をしているようだ
まるで傷口にできたかさぶたへ、
何度も黒を塗り重ねるようでもあった。
色を隠したかったのではない。
整理できない思考や感情を受け入れ、
余計なものを削ぎ落としながら、
そこに残るものを見つめたかった。
黒は終わりではない。
黒は、感情を沈める色ではなく、
感情を静かに循環させる色である。
ネガティブは、消えるのではなく、
別の形へと変化していく。
破壊は再生へ、
混沌は秩序へ、
喪失は余白へと姿を変える。
私の制作は、その循環を繰り返してきた。
今回改めて取り入れたレンチキュラー作品は
その循環にもうひとつの時間を与えてくれた。
見る角度によって現れる像は変化し、
一つの真実は複数の景色へとほどけていく。
記憶も、感情も、価値観も、
決してひとつの面だけでは存在しない。
モノクロームとは、 色を失うことではない。
色を削ぎ落とした先で、 ようやく現れる、
本質の輪郭である。 こ
の作品群は、 私自身が変化していく過程そのものを記録した、
静かな時間の痕跡である。
八木 ジン

八木 ジン プロフィール
アーティスト・写真家
京都に生まれる。ロンドンのミドルセックス大学大学院 インタラクティブ・デザイン&メディア学科修了。Master of Arts取得。公益社団法人 日本写真家協会会員。2005年に初個展を開催し、2025年には活動20周年を迎える。2024年9月、ニューヨーク・ブルックリンのTHE IW GALLERYにて、キュレーター Vida Sabbaghi による企画のもと、1ヶ月以上にわたる個展を開催。2026年には、ニューヨーク・ブルックリンブリッジのたもとに位置するEMPIRE STORESにて巡回展を開催。歴史的建造物の空間を用いながら、約1年にわたり作品展示が行われている。写真を基軸に、彫刻、テキスタイル、インスタレーションなど複数のメディウムを行き来しながら、現代社会に潜む境界や沈黙、人と人とのあいだに漂う見えない距離を空間の中へ滲ませている。八木ジンの実践は、写真を単なる記録媒体としてではなく、借景、色彩の抽出、感情の輪郭、あるいは人や土地に宿るオーラを呼び込む「空間に召喚される像」として再定義しようとする試みに特徴づけられる。とりわけ、コロナ禍以降に人々のあいだへ設置されたアクリル板のような透明な隔たりに着目し、そこに沈殿する言葉、感情、記憶の残響を、写真の表面性を超えた物質的経験として展開してきた。その作品群は、個人と社会、身体と制度、記憶と歴史のあいだに生じる不可視の緊張を、視覚的かつ空間的に人と人の間に浮上させる。近年は、彫刻家である母の影響を背景に、スタイロフォームなど軽量素材を用いた立体表現へと領域を拡張。写真と彫刻の輪郭を溶け合わせながら、新たな知覚体験を探求している。そのアプローチは、写真史において長らく平面性へ回収されてきたイメージの概念に対し、彫刻的身体性と環境的スケールを導入するものであり、メディアの制度的枠組みに静かな揺さぶりを与えている。
個展 展覧会歴
2005年
『HONESTY』etw 京都2020年 KG+
『Unnatural Nature』 LS STUDIO&Gallery(京都)
2021年
KG+『曖昧な境界線模様』 LS STUDIO&Gallery(京都)
2022年
『LGBTQ+』 京都弁護士協会
KG+ 『私と人の境界線模様』 LS STUDIO&Gallery(京都)
JINN YAGI SOLO EXHIBITION at TUNE STAY KYOTO(京都)
2023年
KG+ 『Sensitive daily life and panicky nights』backs Gazai Gallery (京都)
2024年
『輪廻 循環の断片』 KG+ backsGazaiGallery
カンヌ国際映画祭 Marche de Cannes (フランス)映画WILDBOYS作品出品
Kuu Moments of Circularity THE IW GALLERY(ニューヨーク)
2025年
『20 years』 KG + アートスペース感 (京都)
2026年 社会的レイヤー Social Layer – The Comfort of Silence アートスペース感 (京都)
グループ展
2022年
グループ展 『私の仕事展』 Fuji Photo salon & AMS Gallery (京都&大阪)
2023年
第5回JPS会員有志関西展Fuji Photo salon & AMS Gallery (京都&大阪)
2024年
第6回JPS会員有志関西展 Fuji Photo salon & AMS Gallery (京都&大阪)
2025年
・第7回JPS会員有志関西展「Professional Eyes」 Fuji Photo salon & AMS Gallery (京都&大阪)
・13th Discover the One Japanese Art 2025 in ParisEspace Cinko (フランス)
・第12回清州国際現代美術展 シェマ美術館 (韓国)
「**間(ま)をつくる」ー 韓と日のあいだに(京都ホールKeiryu)
・ニコンプラザ東京・大阪THE GALLERY(ザ・ギャラリー) 2025
・ディファレント京町堀アートフェア2025
・NEWYORK EMPIRE STORES Traveling Exhibition
KUU – Moments of Circularity Jinn Yagi & Mabo Curated by Vida Sabbaghi
・MINERVA 2026 in London Mall Galleries West / East / North Galleries
・第4回カズナカガワ展 大阪・ヨジュ国際写真祭 KG + SPECIAL
2026
京都駅ビル7階・icon Contemporary Photography Exhibition 2026
渋谷東京 at SHIBUYA SACS・ディファレントアートフェア
淀屋橋ステーションワン 30F 大阪
主な映像制作
2012年 地球へのおくりもの 映像制作 銀座POLA (東京)
2024年 映画WILDBOYS(プロデュース)(フランス)
昭和電業・季の美 (大阪・京都)
主なインタラクティブメディアプロジェクト
2017年
映像と音楽をシンクロするインタラクティブテーブル作品『SHUFFLE』制作 (イギリス)
インタラクティブウィンドウディスプレイ (イギリス)




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