チグニッタでは、4月6日(土)より、梶井照陰・著『お寺のハナちゃん』写真展を開催します。
佐渡島最北端、限界集落にある寺で暮らす柴犬ハナとの日々。僧侶であり写真家の著者が、写真と文で綴った日々の一コマ一コマをお楽しみください。
梶井照陰、竹井正和ギャラリートーク 4月6日(土)15時から
<展覧会概要>
梶井照陰 写真展「Exhibition お寺のハナちゃん」
会場: チグニッタスペース (大阪市西区京町堀1-13-21 高木ビル1F奥)
期間: 2024年4月6日(土)-14(日)
時間: 13:00-19:00 / 予約不要 / 入場無料
梶井照陰、竹井正和ギャラリートーク 4月6日(土)15時から
私が暮らす佐渡島最北端のお寺に、柴犬のハナがやってきたのは2020年9月でした。
認知症も進んできた祖母との2人暮しに行き詰まっていた私は、
新潟本土で偶然出会ったハナをお寺に迎え入れることにしました。
ハナが来たばかりの頃はコロナ禍のまっただ中でした。
祖母は癌を患い、物忘れも激しくなっていましたが、
天衣無縫なハナの姿に救われる日々でした。
やがて私はそんな祖母とハナの日常を撮影するようになり、
このたび一冊の本として出版しました。その中から選んだ一部を展示します。
梶井照陰
梶井照陰 (Syoin Kajii)
1976年生まれ、新潟県出身。1999年、高野山大学密教学科卒業。1995年〜1999年、高野山で修行。ベトナム、カンボジア、パプアニューギニアなど世界各国を訪ね、積極的に取材して歩く。2004年、佐渡の波を撮り続けたシリーズで第1回フォイル・アワードを受賞、写真集『NAMI』を発表する。同作で、2005年度日本写真協会新人賞を受賞。現在、佐渡島にて真言宗の僧侶をしながら、写真家としての活動を行なっている。そのほかの著作に『限界集落−Marginal Village』(写真+ルポ)、写真集『KAWA』『HARBIN 2009-2012』『DIVE TO BANGLADESH』がある。
写真集『お寺のハナちゃん』
(梶井照陰 / リトルモア) ¥1,980(税込)会場で販売します。
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