チグニッタスペースでは、東京で活動するイラストレーター・画家、荻原美里(おぎはらみさと)による個展を開催します。本展は、荻原美里にとって初の大阪個展となり、ジュンコササヌキクリエイションによる企画・キュレーションでお届けします。
荻原美里
画家・イラストレーターとして広告、パッケージなど、多岐に渡る分野で活動。東京と自然豊かな山梨県で制作活動をしている。書籍の挿画にも人気があり、小説の表紙絵も多数手がける。
美しく静かに佇む世界観、抑えた色調と細やかな筆致で描かれる静物や風景は透明感に溢れる荻原美里(おぎはらみさと)の原画を、初めて大阪でご覧いただけます。
これまで原画展示は主に東京中心でしたが、いよいよ関西圏のファンからの熱いラブコールが実現する待望の大阪個展が開催されます。水彩画、木炭でのドローイングなど新作を展示。待っていました!の方、初めましての方、お一人でも多くの方々にご高覧いただきたい展覧会です。
日常の何気ない風景、広大に迫る自然の景色、ふと見せる表情。荻原美里が描く情景は静かにそこに在り、作品は鑑賞者と対話し、寄り添います。新緑が美しい季節、どうぞご来場くださいませ。
荻原美里より作品テーマ「キオクノタビ」に寄せて:
なんとなく、忘れてはいけないことってたくさんある気がします。
今まで必死に前を向いて駆け抜けてきた私の人生の中で、もしかしたら
置いてきてしまった大切な記憶があるのかもしれないと思ったんです。
人は自分にとって楽しかったことや嬉しかったことは鮮明に覚えていて、辛かったことは忘れたいと思っても忘れられなかったり…
その真ん中の記憶は置き去りにして、毎日が進んでいるのかもしれません。
その真ん中も含めて記憶の中に忘れてはいけないことがたくさんある様な気がします。
自分らしさとは、今までの経験や人との出会いやつながり、見てきた風景、環境などによって成り立っている気がします。
自分がこれから、何処に進みたいのかが、今までの記憶を遡ることによって何か手掛かりとなるモノが見つかるのかもしれないと思い、今年のテーマにしました。
ぜひ、皆さんも自分に置き換えて記憶を遡っていただき、自分らしく人生を歩いて行くための手掛かりを見つけていただけたら幸いです。
荻原美里の絵画と言葉について:
今回ご覧いただく原画は水彩画と木炭による小さなドローイングです。作品の横には、タイトルに加えて、詩や小説の一節が絵と寄り添い一緒に紹介されています。荻原自身が、言葉の強さを日頃から感じ大事にしていることから生まれた展示スタイルです。絵は視覚から入り、言葉はさらに心の奥へ刻まれる。その言葉は小説の一節だったり、誰かの言葉だったりします。作品と言葉の融合をどうぞお楽しみください。
荻原美里個展「キオクノタビ」
2023 4.22 sat. ‒ 30 sun.
時間: 13:00 – 19:00 入場無料・予約不要(月曜定休日)
内容: 原画絵画の展示販売およびグッズ販売
作家在廊: 2023年4月22日(土)、23日(日)
*時間帯はインスタグラムで後日お知らせします
* ご来場者の皆様とのコミュニケーションを大事にしたいという荻原さんのお気持ちもあり、全体のギャラリートークはありませんので在廊中に是非会場にいらしてください。
◆ご来場について:予約制ではございません。作家在廊日の4月22日(土)、23日(日)はオープン前からお並びいただけますが、ギャラリーの扉は午後1時に開きます。近隣店舗や歩行者の妨げにならないようお願いします。入場制限の予定はありませんが、状況によっては入り口で待機していただくこともあります。皆様が気持ちよくご鑑賞・ご検討できるよう、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
◆作品購入について:全て会場にてお求め頂く「先着順でのご購入のみ」とし、抽選は致しません。また、チグニッタショッピングサイトでのオンライン販売はございません。
◆グッズについて:予定はしておりますが、内容は会期直前の決定となります。まずは会場に足を運んでいただけましたら幸いです。
企画:ジュンコササヌキクリエイション
協力:株式会社チグニッタ
会場までのアクセス:
御堂筋線・四ツ橋線 本町駅28番出口から北に徒歩5分、四ツ橋線 肥後橋駅7番出口から南に徒歩5分
新型コロナウィルス感染対策に関するお願い:
・発熱、体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
・皆様に安心してご来場頂けるようスタッフの指示にご協力をお願いします。
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